技術とともに学んだプロの心構え

角田 将さん MASARU TSUNODA

1999年度年度 東京誠心調理師専門学校 卒業卒業

日本大漁物語きじま 川崎店 店長

釣りが趣味だったことから魚を扱う仕事がしたいと、個人経営の寿司屋に勤めた後、(株)キシマに入社。大船店の料理場担当を経て、新規オープンした新横浜店の店長に。大船店や東戸塚店の店長を経て、2008年から川崎店の店長を務める。

子どもの頃から父子でよく釣りに行っていたという角田さんは「釣ってきた魚を父が料理して食卓に出すのが日常風景としてあったんですよ。自分も見よう見まねでやらせてもらっているうち、漠然と料理の仕事をしたいと思うようになっていました」と、現在の職業を志したきっかけを振り返る。


学校には2年通い、2年目には日本食を専門に学んだ。「学校で教えていただいた技術の基礎は全て、自分の中にぶれずに残っています。それ以外にもあいさつや衛生面など、プロとしての心構えも学びましたね。学校で包丁を購入したんですが、その手入れなど料理人の右手の延長線としての道具を大切にするという気持ちは今も忘れずに持ち続けています」。
料理人としてスタートし、現在は店長として経営管理や接客を中心に従事しているが「どんな仕事をするにも一番忘れてはいけないのは、感謝の気持ちだと思います。店に来てくださるお客さまにも、一緒に働いてくれる従業員にも、経営面を指導してくれる上司や先輩にも。自分が経験を積んで、成長するのは決して自己満足ではなく、人を幸せにするため。美味しい料理を提供することはもちろん、いろいろな人たちとのコミュニケーションを大事にしたいですね」と語る。


そんな角田さんにオフの過ごし方を尋ねると「どうしても、外食をしに行ったり仕事の勉強を兼ねたことをしちゃいますね。同じ時間を使うなら、今後の自分のためになることに...と思ってしまうんですよ。気晴らしを含めて、釣りにも行きたいんですけどね(笑)」と、仕事熱心な人柄を漂わせた。

日本大漁物語きじま 川崎店

フロント前の水槽には名物の活いかをはじめ、季節ごとの海の幸が揃っている。真っ赤なじゅうたんが敷かれた廊下の先には、夜景を楽しめる大広間や大小の個室があり、ランチにも宴会にも最適。

住所 〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町7 川崎モアーズ8F 地図
電話番号 044-200-0550
営業時間 昼11:00~14:30 夜14:30~23:00(L.O.21:30)
URL https://kijimagroup.co.jp

季節の旬の味が楽しめる彩り豊かな九升料理や、活いかが盛り込まれた海幸盛りなどメニューは豊富。

最大56名まで収容可能的大広間。着物の帯地が壁に貼られた和の雰囲気が宴会に華を添える。